2011年3月30日水曜日

ツールバーの活用~Excel~

仕事で最もよく使うソフトであるMicrosoftOfficeやエディタ系のソフトなどは必ずツールバーのカスタマイズを行って使っています。
自分に必要なツールバーを作っておくことで仕事を効率的に行うためです。

私の場合、規定で設定されているツールバーにある機能は使わないものだったり、ショートカットキーで操作する内容のものが多いので、カスタマイズすることによって得られる効果は大きいです。

今回はExcelで使用しているツールバーについて紹介します。
ちなみにここで紹介しているExcelのバージョンはExcel2003です。

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●「標準」ツールバー
成果物として作成するExcelファイルは印刷して出力できるような形にすることが多いので、ページ設定に関連するツールバーを配置しています。



メニューバーのファイルにある機能と重複する部分なのでメニューバーのすぐ下に配置して使っています。
ファイル作成の最初の段階で基本的な設定を行い、最終段階でシート上のデータに合わせた最終調整を行います。
図形描画のツールバーを表示・非表示にするアイコンも配置しています。
これは作業スペースを広くするためで、図形を使用しないドキュメントでは図形描画ツールバーを非表示にしています。
(仕事場で使用しているパソコンは画面サイズが小さいのでこういう小さな機能も役立ちます 笑)

●「書式設定」ツールバー
セルの操作に関する機能を集めいています。



ショートカットキーの [Ctrl + 1] で開いて使う書式設定画面からの設定でよく使うものを主に配置しています。
書式設定画面はよく開きますが、書式設定画面自体タブで複数のページに分かれており、選択項目も多くて都度開いて設定するのは手間なので、使用頻度が高いものはツールバーに配置します。
ウィンドウ枠の固定や行・列のグループ化を行うアイコンも配置していますが、これはシートの編集を効率的に行うためです。
列や行の選択はショートカットキーの [Ctrl + Space] と [Shift + Space] を使って行い、ツールバーから必要な機能を選択します。
(このショートカットキーはMS_IMEの場合かな入力モードにしていると無効です。ATOKではかな入力モードでも有効です。)

●「コントロールツールボックス」ツールバー
私はマクロが使えるシートを作成することが多いので、コントロールツールボックスはいつでも使えるようにツールバーを表示させています。



これについては規定のまま使用しています。

●「チェック/コメント」ツールバー
ドキュメントの作成途中にメモとしてコメントを挿入することがあり、その編集作業を簡単に行うために配置しています。



コメントの操作はショートカットメニューからの操作で行うこともありますが、それほど使用頻度が高くはないのでメニューに割り当てられたキーを覚えていません。
なのでツールバーを使っていつでも簡単にコメントが挿入・削除できるようにしています。

●「図形描画」ツールバー
図形の作成時に使うツールバーです。
前述の表示・非表示切替でこのツールバーは必要な時にだけ表示させています。



Excelでの図形操作はあまり好きではありませんが、仕事をしていれば使わずにいることもできないので、こうしてツールバーを活用することで少しでも使いやすくなればと工夫しています。
ちなみに図形描画には主にVisioを使ってます。内容によってはCacooも。
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ツールバーのカスタマイズはユーザ独自のツールバーを作成することでもっと効率性を上げられると思います。
よく使う一連の機能をマクロにしてみたり、ちょっとこだわりのアイコンを使ってみたり。
(気分的な作業効率の向上も大切だと思っています。)
今回はExcelに標準的に使われているツールバーのカスタマイズについて紹介しましたが、これなら3分から5分もあれば自分好みのツールバーが作れると思います。
とりあえずやってみる、効果を感じてみる、という意味でもお勧めです。
実際に使っていくうちに使わないものは削除すればいいですし、よく使う機能があれば追加すればいいですね。

私ももう少し使い込んでオリジナルツールバーに磨きをかけていきたいです。

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