2012年7月16日月曜日

JSTQB認定テスト技術者資格


2012年2月に受けた資格試験について、紹介したいと思います。
私が取得したのはJapan Software Testing Qualifications Boardという組織が認定するテスト技術者の資格です。
レベルが2段階、Foundation Level(FL)とAdvanced Level(AL)とがあります。

JSTQBのサイト
http://jstqb.jp/

私が受けたのはFLの方で、ソフトウェアテストの基礎知識を問うものです。
内容は
・用語の定義
・テスト技法の名称、内容(いつどんなテストにそれを使うか)
・単体テスト、結合テストなど、テストのフェーズによってどのような観点が必要か、目的は何か
・レビュー(静的技法)
など。

受けようと思ったきっかけは、前のプロジェクトで受け入れ試験をすることになったところから始まります。
「テスト」ってどんなふうに考えたらいいんだろう?と思いながら本屋さんを覗いていて、とてもわかりやすくまとめてあったのがこのJSTQBの本でした。




目前の問題解決ができればよかったはずが、読むうちにどんどん興味がわき、資格取得に至りました。
別にテスターでなくても、テストのことを考えらるというのは大事だと思っています。
どう設計するか、どういうロジックで問題を解決するか、どんなドキュメントを残すか…
テストの観点からテスト以前のフェーズについてもアプローチを取ることができると、テストというミクロな世界から、開発効率やシステム全体の品質というマクロなところまでカバーできてしまうのではないかという淡い考察を抱いているところです。

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