手順(Windows10使用)
使用したDVD:DVD-R for General Ver.2.1/16X-SPEED DVD-R Revision6.0
メーカーI・Oデータ機器 「バーベイタム」
(データ用DVD-R)
- 標準ソフトの「ビデオエディター」で動画を編集する。
- チャプターごとに分割して表示させるためにはチャプター単位でファイルを別にする必要がある。
- エディタ内の「分割」を使って動画を分割し、それぞれ出力していく。
- 編集した動画を出力する(この時点では出力ファイルはMP4)
- 次工程でDVDの再生メニューを作成する際、ソフト側の自動生成メニューでは動画のファイル名がそのままメニュー名となって表示される。
- 編集の手間を省くなら、ファイル名をメニューで表示したい名称に変更しておくと良い。
- DVDfabを起動(書き込み3回までは無料で使える)
- DVDfab内の「作成」に必要なファイルをドラッグ&ドロップしていく
- ファイルの順番を指定して再生順に並び替える
- メニュー画面を作成する場合、「メニュー設定」から作成する
- 出力先を指定して書き出す
- 片面1層DVD:DVD5 を選択
- 片面2層DVD:DVD9 を選択
- 必要なDVDの枚数を同時に指定できるので、失敗しないことが確定しているならここで必要枚数を指定して出力する(1回のエンコードで枚数分書き出すので時間短縮になる。1回ずつ出力するとそのたびにエンコードが発生する)
- 一旦ISOデータとして書き出す場合は出力先選択はDVDドライブのまま、「ISO」アイコンをクリックしてこちらで出力先アドレスとファイル名を指定する
(ドロップダウンリストのほうでアドレスを指定して出力するとISOデータ(拡張子.iso)ではなくビデオファイル形式のファイル一式が出力された。)
注意点その1
この方法で作成したDVDはSHARP製DVDレコーダーでの再生ができなかった。
メニュー画面の表示まではできるが、再生を開始すると最初の動画ファイルのみ再生されて異常終了する、または2番目以降の動画ファイルを指定して再生すると、再生されず異常終了する事象が発生(エラーメッセージ等の表示はなく、再生中の画面からいきなりテレビの画面に切り替わる)。
20名に配布したDVDでこの事象がでたのは3人、いずれもSHARP製プレイヤーを使用。
確認した機種はBD-HDW75(SHARP 2011年製 BD/DVDレコーダー)
- SHARPでは使用を推奨するDVDを設定しており、今回使用したDVDは推奨対象外。また、推奨されたDVDであってもきちんと動作することを保証するものではない旨の記載があった。
- 色々と調べた結果、再生できない原因は以下にあるようだ。
- DVDディスクと再生機器との互換性、相性が悪い
- ビデオファイルを作成する際に使用しているオーサリングソフトと再生機器の相性が悪い
解決策は以下の3つ(検証中)
- オーサリングソフトから出力する際、ビデオファイルを直接ディスクに出力せず、一旦ISOデータで出力し、ISOデータを専用の書き込みソフトでDVDに出力する(今回はImgBurnを使用)。
- MPEG-4のファイルのまま、Windowsに標準のDVD書き込み機能を使って、「このディスクをDVDプレイヤーで再生するために使用する」オプションを選択し、出力する。
- この場合メニュー画面等をつくることはできないが再生できないよりはましだろうという苦肉の策
- オーサリングソフトを経由しないことでオーサリングソフトとの兼ね合いを断ち切る狙い
- 使用するDVDをメーカーが推奨するものに変更する
- DVDを買って他の人に検証してもらう必要があり未実施
注意点その2
DVD出力の際にボリュームラベル名称を日本語で指定した場合、再生時にラベル名が正しく表示されない(文字化けする)。
英名で指定すれば文字化けしないのではないかと思われるが実践していないので不明。